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Satellite Of Digitalis Syndicate

Webデザインとクーピークレパス

あの、芯を削る必要のないクレパスの名前はなんだったっけ。と先ほど考えて、
あ、クーピークレパスだった!と思い出しての記事。

Webデザイナーという言葉が先にありきで現職をはじめた頃は、12色の色鉛筆をクーピークレパスに持ち替えたような、はしゃぐ気持ちがあった。

クーピークレパスという製品は、クレヨンやクレパスのような持ち手のための「巻き紙」は不要で、鉛筆のように持てる長くて硬いもの。ただし、先が丸くなれば削る専用の鉛筆削りもついているので、冒頭の「芯を削る必要のないクレパス」は私の記憶違い。

このクーピークレパスは最低色がたしか24色からだった。次が36、48とかだったと思う。
ともかくもクーピークレパスを手に入れるというのは、色数を多く手にいれるような意味もあった。

グラフィックツールを使って、要素を並べ替えて、文字を出力するだけの工程だった頃は、色が多彩であること、選択肢が多いこと(クレパスどころではない膨大な色数)が情熱に直結していたが、今は設計そのものをするようになって、色は後付けに変わった。

グラフィックツールを使い、色見本としての色はおきつつ、すべてのセクションで、モノクロが通用するか、モノクロでもサイトは成り立っているか、を視ている。

週刊連載の漫画家さんだって、あの複雑な絵の動きをモノクロで表現しているというに、コマわりも色付けも自由多彩な環境で、よくここに至るまで十数年もかけたもんだ・・・と自分に呆れる反面、この設計確認方法は、すごく自分に合っているようだ。

地色と文字色で、最低2色は必要として

白が黒になっても、黒が赤になっても、という2色擦り程度でも見られるか、ナビゲーションや動線の的確さ、不的確さのチェックとしても有効だと思う。

そして何よりもお客様に伝えるサイト設計意図という膨大な情報の中でも、白黒、もしくは黒白でも成り立つのを見てくださいといえば、それは文字ではなく、形と色と位置というシンプルなものなので、ここ笑っていいがー説明抜きに説明しやすかったりするのが良い。

まぁでもひねくれてるよなぁ、色は使わなくてもという話に、クレパスというタイトル。
客動線には、目を止めてしまうほんのわずかな違和感を・・みたいな捻くれた習慣は、Web屋の次に長く携わっていたアパレル時代の名残かも。ちと悪いクセだ。